レバーは大人でも苦手な人が多い素材です。
栄養価も高いのですが、体の中で
毒素を処理する内臓なので、レバーの
中にも好ましくないものが残っている
可能性もあり、そんなにしょっちゅう
食べさせたくはないかな。
でも、小学校の給食でレバーが出されるので、
保育園で全然食べたことがないと、小学校で
衝撃を受けるので、出した方がいいという
保育士からの意見で年に一度は出しています。
まあ、たいていの園児は、初めての体験。
お肉だよ~と言われて、一口食べて、
えっ?!
こ、これが肉なの?!
ふぇ~ん・・・
となるパターンが多いです。
にんにくや生姜で臭みを消して。
玉ねぎやにんじんなどの野菜も
足して、レバーの割合を減らしています。
いつもお替わりをよくする園児も、
「今日はお替わりしたくない~」と
ぶつぶつ言いながら食べています。
じゃあ、レバーはお替わりしなくて
いいから。
ごはんと菜っ葉の和え物だけお替わりしてね。
そう言うと大喜びで食べ始めて、
何度もふりかけご飯をお替わりしてました。
あゆみで使うふりかけは、給食室の
手作りふりかけ。
煎りぬか、煮干しの粉、青のり、
ごま、干しエビなどを混ぜています。
市販のふりかけのように味も濃くない
のですが、園児たちには大人氣なんです。
乳児さんでレバーを初めて食べて、好みの
味じゃない!と思った子は、狸寝入りしてました。
じゃあ、レバーにふりかけを掛けてあげようか?
ふりかけを掛けたレバーをなんとか食べきって
念願のおにぎりをもらってにこにこでした。
ずっと以前の話ですが、2歳児クラスの時、
初めてレバーを食べて、食べにくくて、
わんわん泣きながら食べていた子がいました。
毎年、1回ずつ出しているレバーを食べて
だんだん好きになったらしく、ぞう組に
なった時にはお替わりを一番に来るくらい
大好きになっていて、驚くやらうれしいやらでした。
こんな体験があるから、レバーを嫌いな子が
多くても、年に一度は給食に出してもいいかな
と思っています。
給食を食べた保育士さんたちには
人氣でお替わり続出でした。
それもびっくりでしたよ。