焼きとうもろこしのおやつ

とうもろこしをおやつに出すときは
皮ごとオーブンで焼きます。

皮ごと焼くと、とうもろこしの味が
外へ出ずに中に閉じ込められるので
おいしさが凝縮してより一層おいしくなります。

皮を付けて焼くので、焦げないのでいいんです♡

りす組さんも上手にかぶりついて食べていました。

とうもろこしが大好きで、普段の給食は遅いのですが
もりもり食べて、何度もお替りに来てくれる子も
いました。

大きな口を開けてしっかりとかじって食べてね。

今は柔らかい食品を食べることが多いので、
顎が小さくなっています。

とうもろこしを食べて、顎が発達するといいですね。

氣合い入りのメニュー

柔らかく煮た野菜をフードプロセッサーで
ペースト状にして、それを絞り出し袋に
入れて、天板の上に絞り出します。

200度くらいの高温で7分ほど
さっと焼きます。

出来上がると、クッキーみたいな仕上がり。

でも食べてみると、小麦粉などは入ってないので
野菜なんです。

形もかわいいし、ペースト状の野菜を
焼いているので、舌触りがいいし、
園児たちには大人氣。

リボンの形や丸いドーナツの形など
いろいろ絞り出してみました。

使っている野菜は3種類だし、
味付けも塩のみ。

天板に油を敷くくらいです。

野菜の甘さがほんのりとして、
小さいひよこ組さんにもピッタリの
給食です。

でも、食べるのは一瞬ですが、作るときは
とっても手間がかかるので、これを作るのは
氣合いが必要なんです。

今回もバタバタしましたが、
園児たちがかわいいね~と
喜んでくれたので、苦労が報われますね。

 

 

年に一度のあなごご飯

瀬戸内海のあなごを使うあなごご飯は
夏の風物詩。

うなぎの代わりにあなごなの?と
聞いた人がいるのですが、違いますよ~

尾道に住んでいるんだからあなごなのよ。

うなぎは養殖だし、どんな餌を使っているか
どんな池で育てられているかわからないからね・・・

ひらいてあるあなごをオーブンで焼きます。

2キロで20匹いましたよ。

焼いたあなごは酒、味醂、醤油のたれに
漬けこんでおきます。

朝、もう一度焼いてご飯に混ぜます。

香ばしくてとってもおいしくて、みんな大好きな
あなごのご飯です。

怪獣の野菜

いつも買っている神石高原町の
野菜農家さんから、「ロマネスコが
あるけど、どうですか?」と言われました。

ロマネスコってカリフラワーと
ブロッコリーの中間みたいな野菜です。

ドリルみたいにとんがっているの。

給食室のカウンターに展示していたら
「怪獣みたいじゃね」と言う子がいました。

最初の日はサラダに入れて、つぎはカレー味の
スパゲッティソースに入れました。

最初、怖がって食べなかった子も、一人が
おいしいよ~と言うと、じゃあ、食べてみようかな…

「今日の給食には怪獣が入っているから
見つけてね♡」と言うと、みんな争うように
お皿を眺めて、「あった!」「俺のはない!」

火が通るのが時間がかかり、なかなか柔らかく
ならず、ちょっと固めの仕上がりでしたが、
園児たちは、怪獣♪怪獣♪と喜んで食べてくれました。

一緒に出したパンダ豆の甘煮も好評で、好きな
子は、スパゲッティはいらんけど、豆は欲しい♡
とお替りしていました。

 

 

ぞう組さんにしそをちぎってもらいました

梅に塩をまぶして、梅を漬けたのが
3週間ほど前。

1週間でたっぷりと梅酢が上がってきました。

かびないように塩は、梅の20%使っています。

今は減塩梅干しが流行っていますが、
梅はしっかりと塩を利かせてないと、
かびてしまいますし、塩以外の調味料を
使っている梅干しでは、防腐効果や
整腸効果はぜ~んぜん期待できないので
要注意ですよ。

梅酢が上がってきたら、次は赤しそを
ちぎって塩もみします。

まずは白梅酢に漬かっている梅干しの
においを嗅いでみました。

園児たちは、みんな「いいにおい~」
と、うっとりしていました(^^♪

保母さんも「癒される匂いですね~」

しそを塩でもんでいくと、「あっ!さっきより
少なくなってる!」と氣づいた子もいましたよ。

そうだよ、塩でもんだのでぎゅっとくっついて、
少なくなったように見えるんよ。
よく観察していたね!

赤しそをぎゅうううと絞ると、赤黒い汁が。

次に梅酢を少し掛けて絞ると、あっ!
さっきより色が違ってる!

さらに梅酢を掛けて絞ると、
もっときれいな濃いピンク色になりました。

毎年、園児たちはこの色の変化を
見ると、わぁ~!と大興奮。

梅雨が終わったら、赤色に染まった梅干しを
ざるの上で干すので、またお手伝いしてね。

 

国産パイナップルが大人気!

果物のおやつの日に国産のパイナップルを
出しました。

国産のパイナップルは芯も甘いし、
筋がないので食べることができるんです♪

でもパイナップルは食べると口が
しびれると言う人もいたりするし、
このみが分かれるかなと思いつつ
出してみたら、超人気でした!

こっちがびっくりするくらいの
大人気でした。

外国産のパイナップルに比べて、
甘さが柔らかいですね。

子どもたちはちゃんとおいしいものが
分かるんでしょう。

2種類のパイナップルを買いましたが
酸味や果肉の色もかなり違っていました。

来年はより甘かったボゴールパインだけを
買おうかな。

 

 

ぶどう味のわらび餅

夏のおやつ、わらび餅。

今回は、ぶどう味にしてみました。

夏祭りのかき氷蜜が残っていたので
わらび餅の水の代わりに使ってみました。

きれいなピンク色?薄紫色?の
わらび餅ができましたよ♪

ふつうの水を使ったわらび餅は
白色です。

でもきなこをまぶすと、何色なのか
さっぱりわかりませんよね。

園児たちは、あまい~おいしい~と
喜んで食べてくれました(^^♪

こうやったら小松菜でも食べられるね!

小松菜のように緑の葉っぱの野菜は
苦手な子が多いですね。

おやつに使ってみました。

さっとゆでてフードプロセッサーで
みじん切りにします。

米粉や少しの砂糖、塩、豆乳と
油を混ぜて、ねっとりした餅生地にします。

それを天板に移して広げ、スチーム
コンベクションオーブンで蒸します。

蒸し器でもオッケー。

蒸しあがってすぐだと、柔らかいので
切りにくいのですが、冷ますとずいぶん
切り分けやすくなります。

きなこをまぶして、小松菜もちの
できあがり!

園児たちに、何が入っていると思う?と
聞いてみたら、「ほうれんそう」

おっ!近い!

「れたす」「きゃべつ」「はくさい」

どんどん離れて行ってるわ~

小松菜という名前を知ってる子どもは
あまりいないですよね。

赤ちゃんクラスもおかゆのおやつを
食べた後でもらっていましたが、大人気
だったようです。

次回はもう少し、砂糖を減らして作っても
ちゃんと食べてくれそうです♪

 

一日早いふなやき

今年のふなやきの日は、7月3日だそうです。

保育園では一日早く2日にふなやきを
出しました。

これは、米粉だけで作ったふなやき。

白い!

こっちは全粒の小麦粉も加えているので、
ちょっと茶色。

でも、白と茶色というより、金色、銀色と
言う方が素敵なので、園児たちには、
「今日のふなやきは、金色と銀色があるよ♪」と
説明しておきました。

幼児クラスはこのままの大きさで出して、
乳児クラスは半分に切りました。

小さく切った甲斐があって、乳児さんたちも
ぱくぱく食べてくれて、お替りに来てくれました。

あんこが嫌いなんですよと言われていた子も
ふなやきはあんこが皮に隠れているせいか、
さっさと食べてくれ、ちゃんとお替りも
してくれました♡

りす組の園児で、頑として食べない子が
いましたが、皮の上にあんこを載せて、
ちょっとずつ食べさせると、「あらっ?
意外とおいしい♡」とわかってくれ、
お替りしてくれました。

あんこがなくなったのですが、皮だけ
残っていたので、練りごまと味噌を合わせた
ものを塗って、お替りの一部として出しました。

こういうしょっぱいお菓子もいいですね。

あんこは園で作っているので、北海道の小豆と
甜菜糖、塩で作る甘さ控えめのあんこですよ。

ふなやきを食べて、夏を元氣に乗り切ってね。

 

ところてんの意外な食べ方

海藻をたくさん食べて欲しいので、
夏のおやつにはところてんを出します。

6月から9月まで、浦崎の方にてんぐさを
取ってきてもらってところてんを作ってもらってます。

ちょっと癖がある味なので、いまいち
人氣がないんです・・・

なんとかおいしく喜んで食べてもらいたいなぁ

きなこをかけて食べるのが一番無難ですが、
給食室できなこをかけて出すと、きなこが
水氣を吸って、どろどろになり、これまた
不人氣・・・

園児たち、要求するレベルが高いの。

今回は、きなこ、しょうゆ、ぜんざいと
3種類の味を選べるようにしてみました。

しょうゆには青海苔とごま、少しの酢を加えています。

きなこはほんのり甘い味。

ぜんざいもほんのりした甘さで。

あゆみのおやつはいつもほんのりの甘さなんです(^^♪

「さあ、みんな、どの味がいいか、考えて」
「好きな味を選んでね」

意外なことに醤油味が一番人氣でしたが、2回目からは
ぜんざいが人氣。

ちょっと醤油味はからかったかな?

みんなきれ~いに食べてくれました。

乳児クラスでもところてんを喜んでくれ、
あっという間になくなって、ぜんざいだけを
いっぱい食べていました。