里芋のグラタンが・・・

里芋のグラタン給食。

里芋の皮をむいて、オーブンで軽く焼きます。

エリンギも玉ねぎもレンコン、ゴボウも
オーブンで焼いて加えます。

クリームソースは豆乳と米粉、塩と
オリーブオイルで作るソースです。

具とクリームソースを混ぜて、上にパン粉を
振り、オリーブオイルも振りかけて、表面に
軽く焦げ目がつくように焼きました。

おいしそぉ~

と、思ったのは給食室だけで、園児たちは
あらら・・・

いまいちな感じ?

塩味もしっかり効いていておいしいじゃない?!と
思うんだけど、そんなに箸が進みませんでした。

けっこう残ってしまったので、小さく丸めて
もう一度オーブンで焼いて、グラタンコロッケに。

写真を撮り忘れましたが、こんがりと焼けて、
とってもおいしく変身しました。

後ではっ!と氣づいたのですが、グラタンには
マカロニがつきもの。

今回のグラタンにはマカロニが入ってなかったので
人氣じゃなかった?

マカロニのせいじゃない?

じゃがいもやさつまいもはたいていいつも人氣ですが、
里芋はお家でもあまり食べない食材なので、
食べてほしいのよねぇ

どうすれば、里芋を喜んで食べてくれるのか、
試行錯誤中。

 

さつまいもと小豆のういろうも人氣のおやつです

 

 

旬のさつまいもと小豆を使って
ういろうのおやつを作りました。

あずき600gを煮て、あんこを作ります。

市販のあんこは砂糖が多すぎて甘すぎなので
あゆみ保育園では、ちゃんとあんこから
手作りします♡

米麹から作った甘酒もあったので、
その甘酒も加えました。

ペースト状にしていなかったので、粒粒のままです。

いつもは蒸して作るのですが、蒸すと出来上がりが
ソフトなんですけど、生地がやわらかくて、切るときに
包丁にねちゃねちゃくっつくので、切りにくい・・・

今回は、スチームコンベクションオーブンで
蒸し焼きにしてみました。

表面がちょっとカリッとなって、中は
柔らかめなういろうができました。

完全に蒸して作るよりは、切りやすかったかな。

今回も、園児たちは、喜んでお替りしてくれて
あっという間になくなりました。

 

レバー給食

 

 

レバーは大人でも苦手な人が多い素材です。

栄養価も高いのですが、体の中で
毒素を処理する内臓なので、レバーの
中にも好ましくないものが残っている
可能性もあり、そんなにしょっちゅう
食べさせたくはないかな。

でも、小学校の給食でレバーが出されるので、
保育園で全然食べたことがないと、小学校で
衝撃を受けるので、出した方がいいという
保育士からの意見で年に一度は出しています。

まあ、たいていの園児は、初めての体験。

お肉だよ~と言われて、一口食べて、
えっ?!
こ、これが肉なの?!
ふぇ~ん・・・

となるパターンが多いです。

にんにくや生姜で臭みを消して。

玉ねぎやにんじんなどの野菜も
足して、レバーの割合を減らしています。

いつもお替わりをよくする園児も、
「今日はお替わりしたくない~」と
ぶつぶつ言いながら食べています。

じゃあ、レバーはお替わりしなくて
いいから。
ごはんと菜っ葉の和え物だけお替わりしてね。

そう言うと大喜びで食べ始めて、
何度もふりかけご飯をお替わりしてました。

あゆみで使うふりかけは、給食室の
手作りふりかけ。

煎りぬか、煮干しの粉、青のり、
ごま、干しエビなどを混ぜています。

市販のふりかけのように味も濃くない
のですが、園児たちには大人氣なんです。

乳児さんでレバーを初めて食べて、好みの
味じゃない!と思った子は、狸寝入りしてました。

じゃあ、レバーにふりかけを掛けてあげようか?

ふりかけを掛けたレバーをなんとか食べきって
念願のおにぎりをもらってにこにこでした。

ずっと以前の話ですが、2歳児クラスの時、
初めてレバーを食べて、食べにくくて、
わんわん泣きながら食べていた子がいました。

毎年、1回ずつ出しているレバーを食べて
だんだん好きになったらしく、ぞう組に
なった時にはお替わりを一番に来るくらい
大好きになっていて、驚くやらうれしいやらでした。

こんな体験があるから、レバーを嫌いな子が
多くても、年に一度は給食に出してもいいかな
と思っています。

給食を食べた保育士さんたちには
人氣でお替わり続出でした。
それもびっくりでしたよ。

 

 

 

 

穂しその天ぷらが大人気!

秋になったので、プランターに植えていた
青シソに穂ができています。

この穂を摘んで、給食のとき、てんぷらに
してみました。

すこしの小麦粉と米粉、塩と水で衣を
作り、穂を低温の油で揚げました。

カリッと仕上がり、おいしそう!

園児たちも、「その青いのをちょーだい!」と
大騒ぎで大人気でした♪

穂シソの天ぷらって大人の味で子どもは
食べないと思ってしまいますが、子どもこそ、
ほんとにおいしいものは食べるし、
まずいものは情け容赦なく、食べません。

大人のように、付き合いでとかお世辞でとか
建前と本音を使い分けません。

揚げ物は換気扇も汚れるし、油が床にも
飛び散るしで面倒なんですが、こんなに
喜んで食べてくれるとまた、作らなきゃ!と
いう氣持ちになりますね💛

 

 

給食のおかずを大皿に盛りつけてみました

 

 

 

 

土曜日保育の時は、人数が少なくて、
子どもたちはあまり食欲が湧かないのか
なかなか箸が進みません。

今回は、一人ずつのお皿に
盛り付けず、大皿に盛ってみました。

自分でほしいだけ、取り分けてみてね。

いつもと目先が変われば食欲も
出てくるかしらと期待して。

でも、いつもとまったく変わらずでした・・・

豆腐の牛肉巻き。

野菜炒め。

スクランブルエッグ。

園児たちは牛肉巻きとかいり卵とか
いっ~ぱい自分のお皿に載せるけど、
野菜はちょっとしか取らないので
職員が追加で野菜を載せるから、
結局、自分で取り分けても、職員が
取り分けても同じということになりました。

ちゃんちゃん♪

 

4キロのりんごに300gの砂糖

 

ブラムリーというイギリス生まれの
信州育ちのりんご。

かなり酸味が強いりんごです。

日本のりんごは生でも加熱しても食べる
事ができますが、イギリスのりんごは、
加熱用、生食用と分かれています。

ブラムリーは加熱用のりんごです。

生で食べると酸味が強いのですが、加熱
すると、そこそこ甘くなります。

4キロのブラムリーに対して、
わずか300gの砂糖を加えて、
煮て、りんごジャムを作りました。

ぞう組さんがクッキングでりんごの春巻きを
作ってくれました。

春巻きの皮の上にジャムを載せて、くるくると
巻いて、菜種油を刷毛で塗り、オーブンで
焼きます。

餃子の皮で包んだものは給食室が
作っておきました。

ジャムはかなり酸味が勝っていたのですが
乳児クラスでも、おいしい!おいしい!と
よく食べてくれ、ごちそうさまをするよと
言われても、したくない!まだ食べたい!と
泣く子もいたくらい、人気なりんごジャムで
作ったこっちの方がびっくりするくらいでした♪

あゆみの園児は、素材の味をしっかり分かってくれてますね♡

 

 

 

旬のかぼすをサラダに使いました

サラダの味付けは、塩と酢、オリーブオイルそして
ほんの少しの砂糖が基本です。

今の時期、かぼすが旬ですね。

焼き魚に添える大根おろしにもかぼすを
絞って加えています。

誰も気が付かないけど・・・

サラダの味付けに使う酢も、かぼすが手に
入る時は酢の代わりにかぼすの搾り汁を
使っています。

レモンだと酸味が強すぎて園児たちは
嫌がるんですが、かぼすを使うと全体の
味もまろやかになるし、香りもやさしいし、
おいしいサラダになってくれます。

セロリも給食で使っています

冷やし中華に載せる具と言えば、
キュウリは外せませんね。

でも、前日のおやつのサンドイッチに
キュウリを使ってしまい、冷やし中華の
キュウリが足りなくなりました。

う~ん・・・

セロリを使おうかな。

セロリを薄く薄くスライスして
醤油に漬け込んでおきます。

切り干し大根も水で柔らかく戻します。

ごま、少しのキュウリ、セロリの醤油漬け、
切り干し大根を合わせたものを麺の上に
載せました。

お肉屋さんの焼き豚とトマトも。

保育士さんのお皿には、おっきなセロリの
葉っぱも載せてます。

セロリの葉っぱは飾りじゃないから
食べてね!とお願いして、食べてもらいました♪

園児たちはだ~れもセロリが入っていることに
気づかなかったようで、モリモリと冷やし中華を
食べて、どんどんお替わりに来てくれました。

あゆみ保育園の園児たち、セロリも食べる
事ができるなんて、すごい!

副菜は白花豆の甘煮です。

お豆の上にはドライクランベリーを
載せています。

甘煮と言っても、豆1500gに対して
砂糖は250gほどしか使いません。

お菓子じゃないんだから、煮豆は
あまり甘くない方がおいしく食べられますよね。

 

 

 

 

水ようかんのおやつが大人気

まだ暑い日があるので、おやつには
さっぱりあっさりな水ようかんを
作ってみました。

小豆を煮て甘みはレーズンと砂糖で。

使っている砂糖は黒砂糖の一歩手前な
茶色の砂糖です。

小豆500gに対して、レーズンが100g、
砂糖が200g使いました。
塩を利かせて、少なめの砂糖でも甘く感じます。

粉寒天と水を足して、簡単に水ようかんは
作れるんですよ。

もう少しやわらかめのぷにょぷにょの
水ようかんを作るつもりでしたが、
堅めのしっかりしたようかんになってしまいました。

でも、子どもたちにとっては食べやすかったようです。

今日もお替わりコールが部屋中に
響いていて、おいしくおやつをいただきました。

いつも、給食のあんこがきらいで、
あんこのおやつの時はぜっ~たいに
食べない子も、珍しく食べてくれて、
びっくり&感激?

今まではじっと見ているだけで、
身体が固まってしまい、手が出なかった
のですが、もうひとつのおやつの
いりこと一緒に食べたそう。

いりこと水ようかんって口の中で
どんな味になってるの?!と不思議ですけど。

でも、少しはこどもの心がほぐれてきたのかなぁと
うれしかったです。

 

 

 

あゆみ保育園で出しているおやつの果物は?

あゆみで出しているおやつのうち、果物の日があります。

できるだけ地元の旬の果物を出すようにしています。

柑橘県柑橘市なので、冬から春にかけては、みかん類も
いろいろ出します。

ちょっと苦味がある八朔も園児たちは喜んで食べてくれますよ。

薄皮を上手に剥けない子が多いので、給食室の方で薄皮を
剥いておいたり、半分ほど剥いた状態で出しています。

それでも薄皮ごと食べて、苦くなって、実がいっぱい
残っているのに捨てる子もいたりしますけどね。

おうちでは八朔など食べさせないんでしょうかね…

先日の果物の日に、ネクタリンを出しました。

さすがにネクタリンは尾道にはないので、長野県のもので。

60人分で3.4キロ。
小玉のネクタリンだったので、40個弱。

1時間ほどで剥けると思っていましたが、
2時間くらいかかってしまい、3時のおやつに
間に合うか、はらはらしながら剥きました。

やや実が堅めで酸味もあったので、乳児クラスは
食べないかなぁと心配しながらのおやつでしたが、
そんな心配は吹き飛ばしてくれましたよ~

うさぎ組の元気な声で「お替わり下さい!」と
いつものようにお替わりコールが響いてました。

りす組もしっかりお替りしてくれ、こんな酸味の
ある果物を平気で食べられるのはあゆみっ子くらいかなぁと
うれしくなりました。

あゆみでは果物の缶詰はほとんど使いません。

1年に1度あるかないか。

缶詰の果物は薬品で皮を削除し、さらに洗浄しているので
大切なビタミンⅭなどの栄養素はほとんど失われています。

そこへもって、白砂糖で甘く味付けしているので、
果物のフレッシュさはゼロですよね。

せっかく果物が豊富な尾道に住んでいるのですから、
園児たちにはしっかりと地元の果物を味わって
もらいたいと思って、できるだけ地元の果物を
出しています。